通勤用ビジネスリュックの選び方|入るPC・重さ・容量・雨対策で5モデルを比較
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ノートPCと書類を毎日背負って通勤していると、帰りの電車で肩の重さが気になります。軽いリュックにしたいけれど、PCが入らなかったり、雨の日に中身が濡れたりしないかも心配です。
この記事では、通勤向けのビジネスリュック5モデルを、メーカー公式の仕様をもとに比較します。結論から書くと、最初に「自分のPCが入るか」を確かめ、次に「本体の重さ」と「容量」のどちらを優先するかで選ぶのが近道です。比べたのは、THE NORTH FACE、ace.(エース)、サンワサプライの5モデルです。
結論:用途別のおすすめ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 軽さを最優先したい(PCは13インチまで) | THE NORTH FACE シャトルライト |
| 毎日の荷物が多い(PCは15インチまで) | THE NORTH FACE シャトルデイパック |
| 15.6インチのPCとB4書類を持ち歩く、雨の日も多い | ace. ガジェタブルWR2(B4サイズ) |
| 14インチ以下のPCで、なるべく小さくまとめたい | ace. ガジェタブルWR2(A4サイズ) |
| 価格を抑えたい、ときどき出張にも使いたい | サンワサプライ 200-BAGBP034BK |
この記事がおすすめな人
- ノートPCを持って電車やバスで通勤している
- 今のバッグが重い、または肩が疲れると感じている
- 雨の日の通勤で、PCや書類が濡れないか気になる
- 種類が多すぎて、何を基準に選べばいいか分からない
在宅勤務が中心で、PCを持ち出すのが週1〜2回程度なら、軽さより容量や価格を優先しても困りにくいはずです。
ビジネスリュックを選ぶポイント
1. 自分のPCが入るか
最初に確認したいのが、PCを入れる場所の大きさです。メーカーは「13インチまで」「15.6インチ対応」のように画面サイズで表記しますが、同じ14インチでもPC本体の大きさは機種によって違います。対応サイズぎりぎりのPCを使っている場合は、PC本体の幅・奥行き・厚みを測っておくと安心です。今回の候補では、ace.とサンワサプライが寸法の目安を公式ページに載せていますが、意味が違うので注意してください。ace.の「参考収納寸法」は、入るPC本体の大きさの目安です(B4サイズはW38.5×H26.5×D2.7cm、A4サイズはW33×H24×D2.5cm)。自分のPCの幅・奥行き・厚みと、そのまま比べられます。サンワサプライの約W30×D3.5×H43cmは、縦長のPCポケットの内寸です。PCを縦向きに入れるので、PCの長い辺は高さの43cm側と比べます。
今回の候補の対応サイズは、13インチまでから16インチまでと幅があります。16インチのPCが入るのはサンワサプライだけで、THE NORTH FACEのシャトルデイパックは15インチまでです。ここを外すと、ほかの条件がどれだけよくても使えません。
2. バッグ本体の重さ
今回の5モデルは、本体だけで約665g〜1,060gと、最大で約400gの差があります。400gは、水400mlとほぼ同じ重さです。毎日背負うバッグでは、この差がPCや書類の重さにそのまま上乗せされます。
3. 容量と形
容量が大きいほど、着替えや弁当まで入れられて便利です。一方で、同じブランドの中で比べると、容量が大きいモデルほど本体も重くなっています(シャトルライト23Lの約665gに対しシャトルデイパック28Lは約950g、ガジェタブルWR2はA4サイズ14Lの950gに対しB4サイズ16Lは1,040g)。ブランドや素材が違えば、容量が小さくても重いことがあるので、容量と重量は別々に確認しましょう。毎日の荷物がPC・書類・充電器程度なら、大容量は必要ありません。大は小を兼ねると考えて大容量を選ぶと、毎日の通勤では重さだけが残ることがあります。
書類を折らずに入れたい人は、A4かB4かも確認しておきましょう。
4. 雨への強さ
雨対策の表記は、大きく2種類あります。
- 撥水:生地が水をはじく加工。小雨なら水がしみ込みにくくなります
- 止水ファスナー(PUコーティングファスナー):ファスナーのすき間から水が入るのを抑える加工
生地が水をはじいても、ファスナー部分から水が入ることはあります。サンワサプライは公式ページで、ファスナー部分は止水仕様ではなく、強い雨の際はそこから水が染み込むおそれがあると説明しています。今回の候補はどれも完全防水ではないので、強い雨の日はPCをさらに袋に入れておくと安心です。
比較表
| 項目 | シャトルライト | シャトルデイパック | ガジェタブルWR2(B4) | ガジェタブルWR2(A4) | 200-BAGBP034BK |
|---|---|---|---|---|---|
| メーカー | THE NORTH FACE | THE NORTH FACE | ace. | ace. | サンワサプライ |
| 価格(税込) | 27,500円 | 31,900円 | 29,700円 | 28,600円 | 7,980円 |
| 重量 | 約665g | 約950g | 1,040g | 950g | 約1.06kg |
| 容量 | 23L | 28L | 16L | 14L | 約21L(拡張時 約32L) |
| 入るPC | 13インチまで | 15インチまで | 15.6インチ | 14インチ | 16インチまで |
| 書類 | 入る(サイズの記載なし) | 入る(サイズの記載なし) | B4ファイル | A4ファイル | A4ファイル |
| 雨対策 | 記載なし | PC室に止水ファスナー | 撥水・PUコーティングファスナー | 撥水・PUコーティングファスナー | 撥水生地(ファスナーは止水仕様ではない) |
| スーツケースへの取り付け | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 | 対応 |
| メーカー公式ページ | 公式ページ | 公式ページ | 公式ページ | 公式ページ | 公式ページ |
価格は2026年10月3日時点の各社公式ストアの表示です(THE NORTH FACEはゴールドウイン公式ストア、ace.はエース公式通販、サンワサプライはサンワダイレクト)。「記載なし」は、公式の商品ページで確認できなかった項目です。
各商品の特徴
THE NORTH FACE シャトルライト(NM62616)
5モデルの中で最も軽い、約665gのリュックです。容量は23Lあり、公式には「デイリーなビジネスシーンに対応する容量」とされています。シャトルデイパックと同じく、荷物が少なくても形が崩れにくい設計なので、中身が少ない日でもくたっとした印象になりにくいと考えられます。
- 向いている人:13インチ以下のPCを使っていて、とにかく肩の負担を減らしたい人
- 向いていない人:14インチ以上のPCを使う人。PCスリーブは13インチまでです。また、公式ページに止水ファスナーなどの雨対策の記載はありません
THE NORTH FACE シャトルデイパック(NM62615)
容量は28Lで、マチを広げない状態で比べると今回の候補で最も大きいモデルです。15インチまでのPCを、独立したスリーブ付きの部屋に入れられます。PCを入れる部屋には止水ファスナーが使われています。
- 向いている人:PCと書類に加えて、毎日の荷物が多い人。公式にも「荷物が多いビジネスシーンに対応する容量」とあります
- 向いていない人:荷物が少なく、軽さを優先したい人。シャトルライトより約285g重く、価格も5モデルの中で最も高くなります
ace. ガジェタブルWR2 B4サイズ(68663)
15.6インチのPCとB4ファイルが入る、雨対策に力を入れたモデルです。生地は撥水で、ファスナーには水の入り込みを抑えるPUコーティングファスナーを採用しています。マチ(厚み)は12cmと薄めなので、満員電車で前に抱えるときにも邪魔になりにくいと考えられます。
ほかにも、タテ・ヨコどちらからもPCを取り出せるL字ファスナー、取り外せるチェストベルト、スーツケースへの取り付けなど、通勤と出張で使う機能がそろっています。
- 向いている人:15インチ前後のPCを使う人、雨の日の通勤で少しでも濡れにくくしたい人
- 向いていない人:軽さを最優先する人。容量16Lに対して重量は1,040gで、入る量のわりには重めです
ace. ガジェタブルWR2 A4サイズ(68662)
上のB4サイズを一回り小さくしたモデルです。サイズはW28×H39×D12cmで、14インチまでのPCとA4ファイルが入ります。雨対策や機能はB4サイズと同じです。
- 向いている人:14インチ以下のPCとA4書類で足りる人、体格に対して大きすぎないリュックがほしい人
- 向いていない人:15インチ以上のPCを使う人、荷物が多い人(容量14L)
なお、同じシリーズに13.3インチ対応のさらに小さいサイズ(68661。エース公式通販で税込26,400円、2026年10月3日時点)もあります。
サンワサプライ 200-BAGBP034BK
税込7,980円で、ほかの4モデルの3割以下の価格です。普段は約21Lのスリムな形で使い、荷物が増えるときはマチを約9cm広げて約32Lにできます。公式には、マチを広げると2〜3泊分の荷物を運べるとされています。16インチまでのPCが入り、書類や小物の収納ポケットも多めです。
- 向いている人:価格を抑えたい人、普段は通勤、ときどき出張にも使いたい人、大きめのPCを使う人
- 向いていない人:軽さを重視する人。重量は約1.06kgで、今回の候補では最も重いモデルです。また、ファスナーは止水仕様ではないため、強い雨の日には注意が必要です
メリット:リュックに替えると楽になること
肩掛けのビジネスバッグと比べると、リュックは重さを両肩に分けられます。片方の肩だけに負担がかかりにくく、両手が空くので、傘やスマートフォンを持ちながら歩けます。
今回の5モデルは、どれもビジネス向けに作られています。PCを入れる専用のスペース(独立した部屋やスリーブ)があり、書類や小物を分けて入れられるので、取り出すたびにバッグの中を探す手間が減ります。
デメリット・注意点
- 今回の候補には、軽さと手頃な価格を両立したモデルがありません。 1万円以下のサンワサプライは、容量とPCの対応サイズでは優れていますが、軽さでは不利です。価格を抑えたい人は、重さとのトレードオフを受け入れられるかで判断してください
- リュックは満員電車で場所を取ります。 混雑する路線では、前に抱えて持つ前提で選ぶと安心です
よくある質問
Q. 13インチ対応のリュックに14インチのPCは入りますか? 入らない可能性が高いと考えたほうが安全です。画面サイズが同じでも本体の大きさは機種によって違うので、PC本体の幅・奥行き・厚みを測って、メーカーが載せている寸法と比べてください。今回の候補では、ace.は「入るPCの大きさの目安」、サンワサプライは「ポケットの内寸」を公開しています。寸法が載っていない場合は、メーカーに問い合わせるのが確実です。
Q. スーツにリュックは合いますか? 今回の5モデルは、いずれも黒のカラーがあるビジネス向けのモデルです。ただし、職場の雰囲気や訪問先によっては手提げのほうがよい場面もあります。サンワサプライのモデルは、縦持ち・横持ちできる手提げ用のハンドルが付いています。
Q. 出張でスーツケースに取り付けられますか? ace.のガジェタブルWR2とサンワサプライの200-BAGBP034BKは、公式にスーツケース(キャリーケース)への取り付けに対応しています。移動中に両手がふさがりにくくなるので、出張が多い人は確認しておくとよいでしょう。THE NORTH FACEの2モデルは、公式の商品ページに記載がありませんでした。
まとめ
- 最初に確かめるのは自分のPCが入るか。次に、軽さと容量のどちらを優先するかを決める
- 軽さ優先ならシャトルライト、荷物の多さならシャトルデイパック、大きなPCと雨対策ならガジェタブルWR2(B4)、14インチ以下で小さくまとめるならガジェタブルWR2(A4)、価格ならサンワサプライ 200-BAGBP034BK
- 購入前に、PC本体の大きさと、**書類のサイズ(A4かB4か)**を確認しておく
価格や仕様は変更されることがあります。購入前に各メーカーの公式ページで最新の情報を確認してください。